● 上も下も啄木
「啄木来釧の敷石」
「さいはての駅に下り立ち 雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」
南大通「くしろ歴史の散歩道」には、歩道の敷石に「人力車」「ランプ」「幣舞橋」などを彫った御影石のブロックが嵌め込まれています。それらに混じって「啄木来釧」の敷石もあり、啄木の姿と歌が彫られています。
「街路灯に啄木フラッグ」
「しんとして幅広き街の 秋の夜の 玉蜀黍の焼くるにほひよ」
美しい街並の南大通街路灯には、「啄木フラッグ」 が取り付けられています。全部で83本もあるそうです。
見上げても見下ろしても啄木啄木啄木 ・・・。
● 啄木通りスタンプ帳
「啄木通りスタンプ帳」
南大通にある店で「啄木通りスタンプ帳」をいただきました。5店舗に設置されています。しっかりした台紙に自分でスタンプを捺していきます。
全部で5個のスタンプですが、「完成しなかった場合は啄木通り推進実行委員会宛に送ると、代わりに捺して返送してくれる」というサービスまであります。なんて親切でしょう!
● 霧笛・海猫・幅広き道
行く前に、釧路観光協会に連絡しパンフレットを送ってもらいました。「啄木」に力を入れた観光をすすめている街なので、たくさんの情報が手に入りました。
釧路市にお住まいの啄木研究家・北畠立朴さんには「全国の啄木碑」の冊子をいただきました。また、手紙にてもいろいろとご教示をしてくださいました。
歌碑を探してあちこちでお話をした釧路の方々も啄木を好きでいらしたようです。
霧笛の響き、海猫の声、幅広の道をたどりながらの楽しい「啄木文学散歩・釧路編」となりました。
お世話になりありがとうございました。
「海抜66m“まなぼっと幣舞”から見る幣舞橋や市内」
運がよければ、 雄阿寒岳・雌阿寒岳・斜里岳・襟裳岬・日高連峰・・
も見える「まなぼっと幣舞」。最上階の展望室で景色を楽しみました。