啄木の広場 関連の話題・皆様からのご意見ご感想 ☆ 新着情報は「啄木の息 <ブログ版>」にあります。 「啄木の息 <ブログ版>」下方にあるカテゴリーから「啄木 広場」を選択すると、一覧表示されます。
2006年7月- 啄木の広場:2006年1月 2006-09-12 「忘れな草」の山下多恵子さんが語る啄木の妻・節子 山下多恵子さんが「忘れな草−啄木の女性たち」を発刊した。山下さんは岩手県雫石町に生まれ、北海道内を転々とし、小6から高校卒業まで再び岩手で過ごした。啄木をめぐる女性たちに心引かれ、一途に「愛する」啄木の姿に感動し、最後は妻節子にたどりついた。
『忘れな草 啄木の女性たち』山下 多恵子 著 未知谷 版 2,400円+税 2006-09-10 そくほう!「国際啄木学会・東京大会」 国際啄木学会・東京大会が9月9日〜10日と明治大学駿河台校舎で開かれた。 9日の開会式では、近藤典彦・国際啄木学会会長が「前回の東京大会と比べると、日程的にはコンパクトだがきっと成功します」と話された。 約200人の参加者を前に、3人による研究発表、4人の連続講演があり、最後は五行歌の会主宰・草壁焔太氏の「意識人・啄木」と題した講演だった。 「啄木に会いたいと思いません? 啄木は意識が鮮明で、周りの人が生き生きとしてくる人だった。さわやかで気品のある人だった。」と熱く語られた。 二日目の今日は、気象庁発表で東京地方33度を超える猛烈な暑さの中、2コースに分かれて文学散歩をした。石川啄木が暮らしたゆかりの場所を訪ねる「本郷コース」と、ローマ字日記関係の遺跡をたどる「浅草コース」に分かれた。 2006-08-25 “啄木の声”で「ザ・啄木展」始まる ・24日、もりおか啄木賢治青春館前でオープニングイベントが開催された。 ・岩手県立大学の研究グループが啄木の骨格から科学的に分析した「啄木の声」で開会宣言。「啄木」はやさしい感じの声で「ようこそ、ザ・啄木展へおいでくださいました」と来場者を迎えた。 ・石川啄木作詞「初恋」のバイオリン演奏もあった。 ・青春館のテーマは「啄木と明治の盛岡」。明治時代の盛岡を再現するセットを組み、時間の流れも演出。啄木が好んだバラなどの香りを漂わせ、体感型の展示空間にした。 (2006-08-23〜25 盛岡タイムス・岩手日報・IBCnews・毎日新聞) 2006-08-21 短歌甲子園では盛岡三高 & 高校野球では早稲田実業 石川啄木生誕120年記念の第1回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2006)は、団体戦で盛岡三高が優勝した。。 題「あこがれ」 盛岡三高チーム優勝作品 「カバン一つ 負いて若さを供にして ひゅっと往きたしひとに混じりに」 個人戦最優秀賞作品 嘉村あゆみさん 盛岡二高 「故郷といつの日か呼ぶこの土地が 今の僕には 少し狭くて」 (2006-08-21朝日新聞・読売新聞・岩手日報・IBCnews)
2006-08-20 啄木の歌にも詠まれた[狛犬]が南部鉄器に 盛岡天満宮のある天神山は啄木も気に入ってよく訪れた場所。狛犬は、啄木が見たころは地面に直接置かれ、啄木は天神様の狛犬のことを石馬と呼び歌にも詠んだ。 その狛犬が南部鉄器になった。石川啄木生誕120年にちなみ限定200組で市内で販売している。「天神様の狛犬」体長約45ミリ、高さ約25ミリ。販売は一対で定価3200円。釜定工房、もりおか啄木・賢治青春館、紅茶の店しゅんで扱っている。 (2006-08-18盛岡タイムス、他) 2006-08-17 あんどん並べ「啄木追悼の夕べ」 13日夜、啄木一族の墓周辺で「函館啄木会」が、「啄木追悼の夕べ」としてあんどんとちょうちんなどをともした。会員が、啄木の歌を一首ずつ書いた手作りのあんどんを設置し、ろうそくに火を付けた。 日下部「函館啄木会」代表は「平和への願いを込めた歌を詠んだ啄木には先見の明があった」と話した。函館啄木会は15日から20日まで、同市千歳町のNHKギャラリーで写真展「函館夜景の日」を開く。 (2006-08-15北海道新聞) 2006-08-03 「啄木の風景」 連載始まる 2006-08-02 石川啄木“ゆかりのツアー”たまやま 2006-08-02 中年の人々に「一握の砂」を 2006-07-31 「啄木街めぐり」も予定 - 釧路 2006-07-21 井上ひさしさん 啄木らを題材に特別講演 2006-07-16 「啄木による函館のうた」合唱の夕べ 2006-07-16 「啄木の魅力をうたう」コンサート・釧路 2006-07-16 「童謡フェスティバル〜野口雨情の心を歌う」 釧路で 2006-07-02 「あなたの身近にケータイ短歌 投句(トーク)ショー」啄木生誕120周年 2006-08-03 「啄木の風景」 連載始まる 北海道新聞で「啄木の風景」- 生誕120周年記念企画 -が始まった。 天才詩人とうたわれた石川啄木。ひたすらに文学を追求した啄木と彼を取り巻く人々について、函館在住の啄木研究家・桜井健治さんが綴る。 「啄木の風景」 http://www5.hokkaido-np.co.jp/bunka/takuboku/index.php3 2006-08-02 石川啄木“ゆかりのツアー”たまやま 盛岡市は「たまやま魅力発見バスツアー」を企画。第1回ツアーは石川啄木ゆかりの地を中心に、石川啄木記念館、旧渋民尋常高等小学校、渋民公園、啄木の生誕地である常光寺などを訪れた。 ユートランド姫神では、日本そばやイワナの塩焼き、色ご飯などの啄木が生きた時代の食事を再現した昼食をとった。 秋には、岩洞湖周辺を回る紅葉鑑賞ツアー、冬には厳冬で知られる薮川周辺を巡るツアーなどを予定している。 (2006-07-31THE WEB IWATE NIPPO) 2006-08-02 中年の人々に「一握の砂」を ・札幌中島公園の北海道立文学館で開催中の啄木の特別展(8/27まで) ・当時の広告には「従来の青年男女の間に限られたる明治新短歌の領域を拡張して、広く読者を中年の人々に求む」とある。 ・現在、年間三万人を超える自殺者を法律で防止しなければならない。 ・「一握の砂」は古びるどころか、むしろ切実に読まれる時代なのではないか。 (卓上四季) (2006-07-31The Hokkaido Shimbun Press) 2006-07-31 「啄木街めぐり」も予定 - 釧路 釧路市の旧幣舞交番の跡地に7/30「幣舞観光ガイドステーション」がオープンした。毎日午前9時から午後5時までガイドが常駐し「街中ガイド」の拠点となる。 「幣舞橋めぐり」や、石川啄木ゆかりの「啄木街めぐり」も行う予定。 (2006-07-31釧路新聞 ON THE WEB SITE) 2006-07-21 井上ひさしさん 啄木らを題材に特別講演 第2回東北サミットが20日、盛岡市で開かれた。 作家の井上ひさしさんが、宮沢賢治や石川啄木らを題材に東北人と文学について特別講演を行った。 宮沢賢治は東京を素通りし、世界に直接つながることで、世界性を持つようになった。石川啄木は、世界各国でいろいろな研究会ができている。ただ、啄木、賢治の研究はまだまだ足りない。 (2006年7月21日 YOMIURI ONLINE) 2006-07-16 「啄木による函館のうた」合唱の夕べ ・函館出身で「はこだて賛歌」の作曲者として知られる作曲家広瀬量平さんの合唱曲作品のコンサート「新しい函館のうたを歌う合唱の夕べ」が7月12日、函館市芸術ホールで開かれた。 ・広瀬さんは1930年函館生まれで、現在は京都市在住の現代日本を代表する作曲家の一人。 ・函館ゆかりの歌人石川啄木の詩や短歌に曲を付けた組曲「啄木による函館のうた」全5曲が披露された。このうち三曲は発表済みだったが、今回新たに「海が見たくて」と「大森浜に思いしことども」が加わり、完成版として発表された。 (2006-07-04&15 The Hokkaido Shimbun Press.) 2006-07-16 「啄木の魅力をうたう」コンサート・釧路 ・今年生誕120年を迎えた歌人石川啄木の世界をゆかりの地で探ろうと、啄木の短歌を曲に乗せて歌うコンサート「啄木の魅力をうたう」が7月7日、釧路市民文化会館で開かれた。啄木が地元釧路などで作った短歌を東京在住のソプラノ歌手、小川邦美子さんが情感たっぷりに歌い上げた。 ・披露されたのは啄木の短歌二十四首と、交流のあった歌人四人の四首。1908年(明治41)1月、小樽から旧釧路新聞で勤務するため、釧路駅に着いた様子を詠んだ「さいはての駅に下りたち雪あかり さびしき町にあゆみ入りにき」など、釧路でできた歌三首も花を添えた。 ・ステージでは、港の風景など啄木短歌の情景を表現した切り絵がスクリーンに映し出された。 (2006-07-08The Hokkaido Shimbun Press. 2006-07-09釧路新聞 ON THE WEB SITE ) 2006-07-16 啄木と机を並べたこともある雨情 ・「赤い靴」や「七つの子」などの作詩で知られる民謡・童謡詩人、野口雨情にちなんだ「童謡フェスティバル」 (釧路新聞創刊60周年)が7月8日、釧路市生涯学習センターで開かれ、孫の野口不二子さんも雨情詩の3曲を披露した。 ・茨城県生まれの雨情は、1907年に北海道に渡り、一時期、小樽日報社で石川啄木と机を並べたこともある。未発表作品は晩年、釧路にいた小樽日報社時代の同僚を訪ねた際、自ら書いたものを贈ったという。 (2006-07-09 asahi.com. 2006-07-09釧路新聞 ON THE WEB SITE ) 2006-07-02 石川啄木 生誕120周年記念 「あなたの身近にケータイ短歌 投句(トーク)ショー」 函館にゆかりのある石川啄木の生誕120周年を記念して、NHKラジオ第1で放送の「土曜の夜はケータイ短歌」の公開収録が行われた。 6月25日(日)に、北海道教育大学函館校 体育館で収録。出演は、ふかわりょう(タレント) ・加藤千恵(歌人)・岡田斗司夫(作家・評論家)。「はたらく」というテーマで募集した短歌の紹介と、「このカイカンは僕だけのもの」という前句に五七五の付句をするという二本立てプログラム。 7月1日(土)午後9時05分〜午後9時55分、NHKラジオ第1にて放送された。 (「今、啄木をやってる!」という連絡をいただき、後半を聞きました。当日、会場にいらした方が自分の詠んだ短歌を読んでいました。本人なので照れや、ためらいや誇りも伝わり楽しい雰囲気でした。----「啄木の息」管理者)
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